ビタミンA

「日本人の食事摂取基準」より、部分抜粋して掲載しています。

ビタミンAの食事摂取基準(μgRE/日)

男性
女性
年齢
推奨量
推奨量
1〜 2(歳)
400
350
3〜 5(歳)
450
450
6〜 7(歳)
450
400
8〜 9(歳)
500
500
10〜 11(歳)
600
550
12〜 14(歳)
750
700
15〜 17(歳)
900
650
18〜 29(歳)
850
650
30〜 49(歳)
850
700
50〜 69(歳)
850
700
70以上(歳)
800
650
妊婦初期(付加量)
0
妊婦中期(付加量)
0
妊婦末期(付加量)
80
授乳婦 (付加量)
450

レチノール当量(μgRE)
=レチノール(μg)+β-カロテン(μg)×1/12+α-カロテン(μg)×1/24 +β-クリプトキサンチン(μg)×1/24+その他のプロビタミンAカロテノイド(μg)×1/24

ビタミンAとは

ビタミンAは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンの一種で、レチノールと、体内でレチノールに変わるプロビタミンAをまとめた呼び名です。プロビタミンAにはα-カロテン、β-カロテン、クリプトキサンチンなどがあります。レチノールは肉や魚などの動物性食品に多く含まれ、プロビタミンAは緑黄色野菜や果物などの植物性食品に多く含まれています。レチノールは油脂に溶けやすく、光や酸素、熱、酸によって壊れやすい性質があります。一方、プロビタミンAであるβ-カロテンは、熱や酸には比較的強い性質があります。ビタミンAが不足すると、皮膚および粘膜の乾燥や角質化などが生じるため、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱まって感染症にかかりやすくなります。また、暗いところで目が見えなくなる“とり目”と呼ばれる欠乏症がおこることが知られています。一方、とり過ぎると、肝臓に貯蔵されて肝障害などの副作用をおこすおそれがあります。特に、妊娠期または妊娠を希望する女性での過剰摂取は胎児への悪影響が報告されていることから、とり過ぎにならないように気をつけてください。

ビタミンAが多い食べ物

ビタミンAが多い食べ物は、動物性食品に含まれるレチノールと、植物性食品に含まれるβカロテンの2つのグループに大別できます。

レチノールが多い食べ物

・鶏レバー
・豚レバー
・あんこうの肝
・うなぎの蒲焼
・ナチュラルチーズ
・銀だら
・卵

βカロテンが多い食べ物

・にんじん
・西洋かぼちゃ
・春菊
・ホウレン草
・小松菜
・モロヘイヤ
・チンゲンサイ

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